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番外3.OSXでClassicアプリをインストール

OSX起動のMacでClassicアプリをインストールする方法です。WinユーザやIntelMacユーザ、OS9以前を使ったことがないユーザには価値がありません。あしからず…

MacがIntelになって久しいです。Classicアプリも死語です。OSX起動オンリーのPowerMacユーザ限定のスペシャルマイナーページです…

OSX起動オンリーMacには致命的な欠点があります。OS9で起動できないとAdobe Illustrator8.0などのClassicアプリケーションのインストーラーが使用できないことです。なぜならClassicアプリのインストーラー自体がClassicアプリだからです。使いやすさや、取引先との関係上どうしても手放せないClassicアプリがある場合、OSX起動ではお手上げです。 Illustrator8.0もフォントの関係とシンプルな構造ゆえの使いやすさで、まだまだ手放せません。

OS9起動のMacが壊れると古いソフトが永遠に使えなくなるので、それを防ぐためにインストール用CDを作りましょう。(マスターCDからインストール出来ないわけですから、これは違法コピーでなくバックアップと考えています)

まず、OS9.2.2以前で起動するMacを用意します。HDディスクをパーテーションで割っていれば他のパーテーションに、そうでなければ初期化して新規でOS9をインストールしましょう。

必要なソフトを通常通りインストールし、その都度、機能拡張や初期設定フォルダで増えたファイルをチェックします。インストールログも見ながら、何のフォルダに何がインストールされているかを確認しましょう。各ソフトごとに、フォルダ単位(機能拡張・初期設定などインストールする場所単位)でファイルを整理し、最後にCDに書き込んで完成です。

後はOSXのMacで、Classic(システムフォルダ)の各フォルダに直接ドラッグしてインストール出来るようになります。インストーラとは基本的に、必要なファイルを正しい場所(フォルダ)にインストールするためのものです。手作業でドラッグインストールでも何ら問題はありません。これでOSX起動のMacでもOS9対応のアプリが使えます。

最初にOSを新規でインストールをしたのは、必要なものを取りこぼさないよう、また不要なものを含めないようにするためです。普段のインストールでどんなファイルがどこにインストールされているのかなんてほとんど分かりません。新規のシステムに追加されたものを確認する方法が、逆に手間がかからないと思います。

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この方法に問題がないわけではありません。まず、OS9起動のMacを別途用意しなければならないこと。そしてClassic対応していないアプリは、やっぱり動きません。特にハードのドライバーは正常に動かないことが多いです。

私の場合、Classic環境でマウスのホイールが動かないのが気になります。ウィンドウをホイールでスクロール出来ないのが不便です。でもMacMiniを買ってアプリが正常にインストール出来なかったときのショックに比べればかわいいものです。上記の方法を思いつかなければ、きっと中古のMacを探していたでしょう。

動作確認でいちばん良いのはOS9/X両方で起動できるMacに、OS9で通常通りインストールし、OSXのClassicで実際に使ってみることです。Classicで正常に動かないものは、もうそろそろ諦めたほうが良さそうです。時代の流れには勝てませんから。

正常に動くソフトは、Macが壊れるまでの数年は現役で利用できます。


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